泉ダイス

ワイヤー放電加工機Wire Electric Discharge Machine

ワイヤー放電加工機とは
一般的なワイヤー放電加工機仕様をイメージした画像 細いワイヤー状の電極線に電気を流すことで、電極線と加工物との間に放電を発生させ、加工物を溶解させながら切断を行う加工機のことです。
ワイヤーによって切断(カット)を行うためワイヤーカット機と呼ばれたり、帯鋸で切断を行うコンターマシンに似ていることから放電コンターマシンと呼ばれることもあります。
刃物による加工の場合、使用する刃物よりも硬い金属は加工できませんが、放電による加工の場合、加工物が電気伝導体であれば硬さに関係なく加工することができます。
また、放電による加工は非接触で行われるため、加工物に強い力が加わることがなく、応力を発生させずに加工を行うことができます。

泉ダイスのワイヤー放電加工機
泉ダイスのワイヤー放電加工機仕様をイメージした画像 一般的なワイヤー放電加工機は電極線に真鍮を用い、使用したワイヤーは回収・廃棄することになりますが、弊社のワイヤー放電加工機は電極線にモリブデンを用い、ドラムを正転/反転させることで電極線を使い捨てずに反復使用するコストパフォーマンスに優れた中国製ワイヤー放電加工機です。
モリブデンは靭性が高く耐久性に優れるため、内部に穴や空洞のある加工物でも断線しにくくスムーズに加工することができます。
また、一般的なワイヤー放電加工機は加工槽を加工液で満たして加工を行う浸漬式(どぶ漬け式)であるのに対して、弊社のワイヤー放電加工機は加工槽を加工液で満たさない掛け流し式(吹き掛け式、噴流式とも呼ばれる方式)のため、加工状況が目視しやすく、加工槽に収まらない長物も加工することができます。
大量の加工液を必要としないため大容量のタンクが不要となり、一般的なワイヤー放電加工機に比べてコンパクトという特徴もあります。
放電加工は加工物を少しずつ溶解させながら加工するため時間がかかるというデメリットがありますが、1台当たりのコストを抑え複数台導入することで同時加工が可能になり、生産性を向上させることができます。
弊社工場では新旧モデルあわせて計6台の自社ワイヤー放電加工機が稼働しており、もはや必要不可欠な加工機械となっています。

HQシリーズ

HQシリーズ

コストパフォーマンスに優れたワイヤー放電加工機です。

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